いたわり合う社会に

本日、中央競馬の騎手の方がコロナウイルスにかかったというニュースが出たが、
誰がかかったのか、個人は特定しないそうだ。

とは言え、出馬想定があるのだからわかってしまうと思う。
少し調べれば簡単にわかるんだ、このネット社会なんだから。

なんでコロナにかかった騎手のことを
JRAが言わないのかはわからない。
全員検査などで開催中止とかになってしまうのが嫌なのだろうか。
多分、あいまいな形にしたいのだろうね。

いろいろとニュースをみても
どこも、クラスターになることを恐れているのか、
クラスターになったことで外部から責められるのを恐れているのか、
よくわからないけど。

でも、インフルエンザもそうだけど、
いつかかってしまうかなんて誰もわからない。
相手ばかりを責めている社会だから、
必要以上に恐れる場面が増えるのだろうか。

早く、もっといたわり合う社会になって欲しいと思うな。
魔女狩り、悪人探し、そんな世の中は本当に生きづらいのだから。
自分たちで首を絞め合ってどうするのだろう。

驚くことはなく

日々淡々と進む毎日。
そんな中、久しぶりに新橋に行く機会が。

久しぶり過ぎたせいか、駅前のヤマダ電機が閉店していたことを知らず。
ニュー新橋ビルの2階にあったゲームセンターも閉店していたことも知らなかった。
レトロゲームをしようと思ったのに。
挙句に2階は怪しげなマッサージ店とDVDの店ばかりになってしまっていた。

でも驚くことはなく。
もうどこに行っても街が変わってしまうことに慣れてしまった。

この間通り過ぎた秋葉原もそう。
池袋だって、新宿だって、渋谷だって。
大きくなのか、細かくなのか、変わっていっている。

新型コロナがきっかけの一つだと言えるけれども、
コロナがなければ、観光客がいっぱいで街の風景も様変わりしていたかもしれないし。
まあ、自分が年を取れば、これからの世代の人にとって
過ごしやすい街に変わっていくのだ。
おっさんは、それを日々受け入れて、消化して過ごすしかない。

決してものわかりが良いわけではなく
ただ時代には抗えない。波に乗るしかない。
でも、ブームや若い人の話題に無理についていこうともしない。
俯瞰して見ることにしよう。

家で飲みながらぼんやり考えていたら、
訳もなく、この2年近くのコロナ禍が
何十年もしたら、このコロナ禍は教科書の4ページ位にはなるかもしれないと思った。
少しだけそのページを見てみたい気もする。

そんなことを考えて、お酒を飲もうとした瞬間、
グラスを落としすごい音がして驚いた。

・・・自分の老化現象に驚くばかりだ。