書き込んで、忘れないように②

家族を守らないと。

余震が恐怖で、夜は眠れなかった。
緊急地震速報が数分単位で鳴って、こちらもそのたびにビクビクした。
NHKのアナウンサーも疲労の色が隠せない感じだった。
驚いたのがノイズだらけで全くまともに映らないNHK。
BSにするとまともになるのだが、地上波（アナログ）はなぜだか
ちゃんと見られなかった。

朝のテレビで被災地の悲惨な現状が明らかになった。
大津波が押し寄せて、岩手～茨城までひどい状況だった・・・。
地域は違うけど、なんだか涙が止まらなかった。
無力感に襲われた。

土日は余震の恐怖や無力感で、ピリピリしたりボーっとしてしまったり。
家族に「大丈夫？しっかりしてよ」と言われる始末。
情けないし、申し訳ないしでの2日間。

月曜日、火曜日と驚いたのが買占め問題。
近所にあるスーパーでは普段買いそうにないものまで買い占める人
の姿を多く見かけて心理的にも圧倒された。
チョコレート10シート入り箱買いしている人はどうする気なのだろう。
水もその他飲料も、レトルト商品もほとんどが売り切れ。
当日食べる食事の調達にも正直困った。
そういえば、親戚が今回の地震による交通機関のマヒで
長時間待ち続けてようやくバスに乗れるという時に
横からおばちゃんがさっと入り込んで乗ってしまったらしい。
また、お米が無くて買いに行ったのに、買占めの人に袋を横取りされたとか。
もう、人の心理が本当に尋常じゃない様子だ。

節電を行うというのに、館内の機器をフル稼働させるパチンコ・パチスロ屋。
照明を消せば節電のポーズというのはどうにも心に引っかかる。
店員が食べていくために経済活動は致し方ないのかもしれないが、
状況を見て３～４日休んでも平気なくらいのお金はあるのでは？と思う。
毎度チラシで地域に密着した一番店ですというくらいなら、もうちょっと・・・ね。

そして・・・
自分の微々たる力でも少しでも助けになりたいから募金を。
でも、本当はお金ではなく現物の方が大事なのだけど。
どうにか支援することはできないのだろうか。
マスコミが取材で現地に行くときに、
避難する方々が一時的にしのげるよう、
支援物資を持って行ってくれるということができないのだろうか。

不思議なこと。
あれだけひどい身体の不調が土曜の朝起きると一時的に解消されていた。
頭も痛くないし、身体も軽くなっている。
前にも、大きな地震の前に体調不良になっていたよねと妻に言われた。