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だいたいにおいて、このペースだと本関係の話 [本・雑誌]

全く更新しないことが続くこともあれば、
突然堰を切ったように更新が繰り返されるのもこれまたブログ。
更新が無かったのは、とにかく生活がひどいペースだったため。
そんな中、心のオアシスだったのは本を買うこと。

仕事の合間に顔を出したのは
東京駅八重洲地下街にある「八重洲古書館」。
何しろここの古本屋さんは、ブックオフを始めとするチェーン古本屋があふれる世の中で
なんだか味がある本揃えなこと。
あ、専門店やジャンルしっかりといった感じではなく、
おっ!と思わせる雑多さがたまらないのです。
新し目な本があるなあと思えば昭和年代の本がひょっこり。
つい寄ると買ってしまいたくなるのです。

先日、フラッと寄ったところ端に置かれたワゴンに特価品がいくつか。
「まあ、ワゴンだから・・・」と思って見ていると、
「競馬と競輪 プロ・レース白書」(著:本多恭輔)という本が。
それも昭和34年刊、室町パブリシティーという出版社。

驚くのは競馬が6枠制のころの話だったこと。
「当時の歴史が感じられるようなこういう本は即買いでしょう」と見たら
105円・・・!?本当に掘り出し物でした。
で、中身というと
「競馬と競輪は賭け事なんだから楽しみつつ儲けましょう。
生活を犠牲にしてまでやらないでくださいね。
儲かるための買い方の提案教えます」みたいな内容でした。
でも文はけっこうきつくて、主催者(胴元)批判なんかも書いてあり、
今も昔も体質が変わらないんだなあとニヤリ。
驚きは、巻頭にJRAと日自振の理事長が本の推薦文を書いていること。
今の時代ならとても考えられません。のどかな時代でした。

こういった本をさりげなく置いてある八重洲古書館、
機会があったら、一度立ち寄ってみても良いかもしれません。
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